ビジネスニュース

「ファミマ、食品ロス抑制」おにぎりの消費期限長く
ファミリーマートはおにぎりや弁当などの消費期限を従来の19時間から2時間延長した。時間が経過してもご飯が硬くなりにくい独自の炊飯技術を開発した。店舗に陳列する時間を増やし、店舗配送を1日3回から2回に減らす。人件費や原材料費などのコストが増えるなか、食品ロスや物流コストを減らして店舗の負担軽減につなげる。(2025年9月10日 日本経済新聞朝刊)
「ファミマ、社員に 健康クーポン」PBで栄養士が推奨セット
ファミリーマートがプライベートブランド(PB)を活用した新たな健康経営を始める。管理栄養士が推奨する健康的な食事の組み合わせを提案し、対象商品のクーポン券を社員に配る。生活環境の変化や長い夏で外出機会が減るなか、運動量に応じた飲料品の特典も用意する。同社の店があるオフィスビルの入居企業などへのサービス展開も検討する。(2025年9月8日 日経MJ)
「医師のアバター、患者に説明」治療方法や入院手続き、定型文に
TOPPANが医療行為を説明する動画生成アプリで医療現場の働き方改革を支援している。生成AI(人工知能)を用いて医師本人の顔と声を再現したアバターが、患者に対して症状や入院の手続きを説明する。札幌医科大学と連携して、複数の医療機関が共通で使える定型文も増やす。(2025年9月1日 日経MJ)
「セブン、海外に2兆円投資」30年度まで、欧州・南米進出も検討
セブン&アイ・ホールディングスは2025〜30年度の間に海外で2兆円規模の投資を検討する。24年度までの6年間の2倍の規模となる。北米での新規出店や設備投資に使うほか欧州展開や南米への進出も準備する。コンビニエンスストア専業企業として企業価値を高めるため、グローバルに事業を拡大する。(2025年8月29日 日本経済新聞朝刊)
「減酒治療アプリ、来月始動」医師診断後に利用可能
医療スタートアップのCureApp(キュア・アップ、東京・中央)は27日、アルコール依存症患者向けの減酒治療アプリを沢井製薬が9月1日から販売すると発表した。健康保険が適用され、3割の患者負担なら月額約2500円で利用できる。減酒治療アプリへの保険適用は国内初で、アプリの治療対象はがんや糖尿病に広がり始めている。(2025年8月28日 日本経済新聞朝刊)
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