ビジネスニュース

「ノボ時価総額、テスラ抜く」87兆円、世界12番目に
 【ニューヨーク】米食品医薬品局(FDA)は8日、デンマーク製薬大手のノボルディスクの肥満症薬「ウゴービ」について、心血管疾患の治療薬としても利用を認めた。同社の株価は年初めから約30%上昇し、時価総額で電気自動車(EV)大手テスラを抜いた。(2024年3月10日 日本経済新聞朝刊)
「韓国、出生率最低0.72」将来不安・育児負担重く
 【ソウル】韓国統計庁は28日、2023年の合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子どもの数、暫定値)を「0.72」と発表した。22年の「0.78」からさらに低下し、過去最低を更新した。出生数は5年前と比べて3割減り、23万人となった。(2024年2月29日 日本経済新聞朝刊)
「研修医の乱、韓国医療危機」手術中止や入院延期
【ソウル】韓国政府が地方の医師不足解消のため打ち出した大学医学部の定員増方針を巡り、反発する研修医8000人以上が集団で辞表を提出した。手術のキャンセルや入院の延期が相次ぐなど市民生活に支障が出始めた。総選挙を4月に控え、政府は早期解決に向けて強制捜査など強硬策を検討する。(2024年2月22日 日本経済新聞朝刊)
「ウォルマート、出店再開」EC勢に対抗、5年で150店
【ニューヨーク】米小売り最大手のウォルマートが出店を再加速する。今後5年間で150店を新規開店し、1年間で既存の650店大幅改装する。同社は規模を生かした低価格販売を武器に、インフレが進行する中でも客層の拡大に成功した。店舗網の密度を高めて利便性を向上させ、攻勢を強める米アマゾン・ドット・コムなど電子商取引(EC)大手に対抗する。(2024年2月3日 日本経済新聞朝刊)
「日本のGDP、4位転落へ」生産性向上に後れ
ドイツの2023年の名目GDP(国内総生産)が4.4兆㌦となり、日本のGDPが世界4位に転落することが濃厚になった。ドイツ経済は低迷しているが、外国為替が円安になり日本のGDPがドル建てで目減りする。00年にはドイツの2.5倍あった日本のGDPが逆転されるのは、金融緩和で生産性の向上が滞ったことを映す。(2024年1月31日 日本経済新聞朝刊)
最初のページ  前のページ  1 2 3 4 5  次のページ  最後のページ