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「血液からiPS効率作製」安全性高い手法で成功
血液から採取した細胞に、人工的に合成したリボ核酸(RNA)を入れる安全性の高い手法で、iPS細胞を効率的に作製することに成功したと、京都大iPS細胞研究所などのチームが8日、英科学誌に発表した。この細胞から角膜上皮組織を作製できることも確認でき、再生医療への応用が期待できるという。(2025年9月9日 日本経済新聞朝刊)
「禁煙で腸内細菌変化」理研
理化学研究所や順天堂大学、東京慈恵会医科大学の研究グループは喫煙者が禁煙すると、潰瘍性大腸炎の症状が悪化する仕組みを明らかにした。たばこの煙が含む物質の影響で腸内の細菌の種類が変わった。研究で得た知見を応用すれば、潰瘍性大腸炎の新たな治療法の開発につながる可能性がある。(2025年9月9日 日本経済新聞朝刊)
「iPSからヒト受精卵」内閣府、作製を容認
内閣府の生命倫理専門調査会は24日、ヒトのiPS細胞から「生命のもと」となる受精卵(胚)を作製する研究を認めることで大筋合意した。培養期間は14日以内に制限する。一定のルールのもと研究を認めて、不妊症や遺伝性疾患の原因解明などに役立てる。(2025年7月25日 日本経済新聞朝刊)
iPS「生体周期を調節」骨細胞、効率的に成長
iPS細胞を骨の細胞に成長させる際に揺らして培養すると、生体機能を約1日の周期に調整する「概日リズム」の制御遺伝子の働きが弱くなることを、東北大の江草宏(再生医学)らのチームがマウス実験で突き止め、英科学誌に発表した。リズムを回復させると、骨の細胞へ効率的に成長させられたという。(2025年6月17日 日本経済新聞朝刊)
「膵臓がんの悪性度」一部たんぱく質 関与か
京都大学の研究チームは、悪性度の高い膵臓がんの分子メカニズムの一端を明らかにした。「ビメンチン」というたんぱく質の発現が、抗がん剤の感受性や他の組織・臓器への移転に関与しているという。今後、ビメンチンの働きを阻害する薬剤を使って、有効性を確かめる臨床試験を目指す。(2025年6月17日 日本経済新聞朝刊)