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「紅麹腎障害、50代が最多」189人分析、透析7人に
小林製薬の「紅麹」成分を含むサプリメントを巡り、日本腎臓学会は7日、サプリ摂取後に腎障害を確認した患者189人の症例の分析結果を公表した。50代が40%と最も多く死亡例の報告はなかった。3月27日~4月30日に全国の会員医師らを対象にインターネット調査を実施、報告のあった189人を分析した。(2024年5月8日 日本経済新聞朝刊)
「新興とマッチング支援」デロイト、大企業向け
デロイトトーマツグループは企業の新規事業立ち上げなどを、新興企業とつなげて支援するサービスを始める。事業を立ち上げたり研究開発を進めたりする際、足りない技術などをデロイトが特定し、関連技術やサービスを持つ振興事業と仲介する。コスト削減や売上高の向上といった効果も検証して実効性を高める。(2023年12月28日 日本経済新聞朝刊)
「万能細胞 来年にも実用化」肝臓や心臓の病気治療
体のあらゆる細胞に変化できる万能細胞を使って、体の組織や機能を回復する再生医療が2024年にも実用化する。国立成育医療研究センターは新生児の肝臓病、大阪大学は心臓病の治療向けに承認申請の準備を進める。飛躍する再生医療の最前線を追う。(2023年12月15日 日本経済新聞朝刊)
「富士フイルム AI手術ナビ」臓器の動き・3D画像 連動
富士フイルムホールディングスは手術ナビゲーションシステムに参入する。事前に作成した臓器の3次元(3D)画像と手術中の臓器の動きを人工知能(AI)が連動させるシステムを開発し、2024年にも外科手術を手がける病院に提供する。手術を計画通り進められているかを正確に確認できるようになり、手術制度や安全性が向上する。(2023年10月9日 日本経済新聞朝刊)
生理学・医学「mRNA」にノーベル賞
スウェーデンのカロリンスカ研究所は2日、2023年のノーベル生理学・医学賞を米ペンシルベニア大学のカタリン・カリコ非常勤教授(68)と同大のドリュー・ワイスマン教授(64)に授与すると発表した。遺伝情報を伝える物質「メッセンジャーRNA(mRNA)」を使うワクチンに欠かせない基本技術を開発した。新型コロナウイルスワクチンを実用化に導いた業績が評価された。(2023年10月3日 日本経済新聞朝刊)