ビジネスニュース

年内にも「処方薬ネット販売」アマゾンとウエルシア
 アマゾンジャパンは2024年内にもドラッグストア最大手のウエルアホールディングス(HD)などと連携し、処方薬のネット販売を始める。5000万人の国内利用者数を抱えるアマゾンが処方薬販売に参入することでオンライン診療の普及に弾みがつく。実店舗を持つ調剤各社は戦略見直しを迫られる。(2024年7月23日 日本経済新聞朝刊)
「激辛」リスク、血圧・粘膜に
「激辛ポテトチップス」を食べた高校生が体調不良を訴えて搬送される事案が起きた。辛すぎる食品は消化器系の粘膜を傷つける可能性などがあり、米国では死者も出た。子どもや高血圧の人にはリスクが高く、専門家は注意を呼びかける。(2024年7月23日 日本経済新聞朝刊)
レジャー白書「仕事より余暇」過去最高65.7%
 日本生産性本部は22日、2023年の余暇に関する調査結果を「レジャー白書2024」の速報版として発表した。仕事に比べ余暇を重視するとの回答は計65.7%で、比較可能な09年以降で過去最高になった。新型コロナウイルス禍での働き方の変化が影響し可能性があるという。(2024年7月23日 日本経済新聞朝刊)
「小林製薬、会長・社長辞任へ」紅麹問題で引責
小林製薬の小林一雅会長と小林章浩社長が辞任することが22日、わかった。紅麹原料を含むサプリメントについて健康被害の拡大や情報開示が遅れたことなどの責任を取る。後任の社長には山根聡専務が昇格する方針。因果関係は調査中とはいえ死者数が80人を超す社会問題となり、創業家トップの辞任が避けられなくなった。(2024年7月23日 日本経済新聞朝刊)
「睡眠テック、異業種140社連合」データ解析で快眠の家も
 NTT東日本が異業種と組み、先端技術で睡眠の質を高める「スリープテック」でイノベーションを起こそうとしている。日本人の平均睡眠時間は主要国で最も短く、不眠による経済損失は18兆円規模とみられる。斬新な睡眠サービスを生むコミュニティーを発足させ、2年足らずで10倍の140社になった。健康経営で社員の「かくれ不眠」の解消に動く企業もあり、睡眠テックの経済圏が広がる。(2024年7月17日 日本経済新聞朝刊)
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