ビジネスニュース

「スギHD純利益72%増」今期、繰り延べ税金資産で
スギホールディングス(HD)は10日、2026年2月期の連結業績予想を上方修正し、純利益が前期比72%増の442億円になる見通しだと発表した。従来予想は32%増の340億円だった。24年に買収した調剤薬局I&Hの吸収合併に伴う繰り延べ税金資産の計上が純利益を押し上げる。(2025年7月11日 日本経済新聞朝刊)
「ツルハHD純利益111億円」3~5月、政策保有株売却が寄与
 ツルハホールディングス(HD)が10日発表した2025年3~5月期の連結決算は、純利益が111億円だった。政策保有株の売却に伴う66億円の特別利益が大きく影響していうる。同社は25年2月期から決算期を変更しており、前年同期比の増減率は公表していない。(2025年7月11日 日本経済新聞朝刊)
「セブン&アイ 純利益2.3倍」3~5月 ヨーカ堂で店舗売却益
セブン&アイ・ホールディングスが10日発表した2025年3~5月期の連結純利益は前年同期の2.3倍の490億円だった。3年ぶりの増益だ。イトーヨーカ堂の店舗資産売却に伴う売却益を372億円計上した。海外の合理化効果も出た。一方、国内を中心にコンビニ事業のトップラインは伸びておらず、成長性で課題が浮かぶ。(2025年7月11日 日本経済新聞朝刊)
「マイナ、免許証情報も反映」一体化のカード、9月から同時に
マイナンバーカードと運転免許証を一体化した「マイナ保険証」を巡り、警察庁は10日、9月1日からマイナカードの更新時に自動的に免許証情報が反映される新システムの運用を始める方針を明らかにした。更新手続きの手間を解消する。(2025年7月11日 日本経済新聞朝刊)
「バイオ後発薬 医療費節減」厚労省、安定供給へ国内生産補助
遺伝子組み換えや細胞培養でつくるバイオ医薬品の市場で、品質や有効性が同等の後発薬が普及してきた。特許の切れた先発薬からの切り替えによる医療費の削減額は2024に初めて1000億円を超えた。現状は海外での製造が多い。厚生労働省は安定供給にむけて、国内生産への補助を始めた。(2025年7月11日 日本経済新聞朝刊)
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