ビジネスニュース

「住友ファーマ、iPS新薬」再生医療 実用化へ弾み
 住友ファーマは5日、パーキンソン病を対象としたiPS細胞由来の医薬品候補について、厚生労働省に製造販売承認を申請したと発表した。パーキンソン病は根本的な治療法がなく運動症状を改善できる薬が待ち望まれている。承認されればiPS製品の産業化にも弾みがつきそうだ。(2025年8月6日 日本経済新聞朝刊)
「潰瘍性大腸炎 治療法開発へ」京大発新興、8億円調達
京都大学スタートアップのリンクセラピューティクス(京都市)は潰瘍性大腸炎を治療する医療機器と医薬品の開発を本格化する。複数のベンチャーキャピタル(VC)などから第三者割当増資で計8億5000万円を調達した。臨床試験を進め、2030年以降の実用化を目指す。(2025年8月5日 日経流通新聞MJ)
京大が治験へ「依存性少ない鎮痛薬」オピオイド代替期待
京都大学の萩原正敏特任教授らは、同大発スタートアップのセラピューティクス(京都市)などと共同で、依存性が少ない鎮痛薬候補の臨床試験(治験)を2026年にも米国で始める。24年までに京大が実施した別の試験で安全性を確かめた。28年ごろの実用化をめざす。米国などで社会問題になっている依存性の強い麻薬性鎮痛薬に取り代わる可能性がある。研究成果は米国科学アカデミー紀要に掲載される。(2025年8月5日 日本経済新聞朝刊) 
「治療難しい白血病に新薬」海外先行、日本でも6月から
 特定の遺伝子に変異を持つ難治性の急性骨髄性白血病に対して新たな治療薬「イボシデニブ」が承認された。欧米ではすでに承認されていたが、日本でも6月から医療現場で使用できるようになった。飲み薬タイプd使いやすい。患者にとって新たな選択肢として期待が高まる。(2025年7月26日 日本経済新聞朝刊)
「医療用と同成分 胃薬、市販に」
アリナミン製薬は医師から処方される医療用医薬品と同じ成分を含む胃薬「タケプロンS」の製造販売承認を取得したと発表した。胸やけや胃もたれ、胃痛の改善を用途とする。販売時に薬剤師の説明を必要とする要指導医薬品として8月1日に発売する。タケプロンS
は医療用医薬品から市販の「OTC医薬品」に転用された。「ランソプラゾール」という成分を含む。(2025年7月18日 日経流通新聞MJ)
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