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「認知症診断、AIに活路」失敗に続く新薬開発に光
 富士フィルムはアルツハイマー病への移行リスクを脳の画像から正確に知る診断手法を開発した。人工知能(AI)と画像処理技術を組み合わせて実現した。まず、新薬開発の臨床試験(治験)の対象者を絞り込む際に使う。大学や製薬企業と協力して認知症の新たな「診断プラットフォーム」として普及を目指す。(2019年10月21日 日本経済新聞朝刊)
既存薬、別の効能 AI予測
 人工知能(AI)を活用し、既存の薬を別の病気に転用する取り組みが急速に広がってきた。薬の化学構造や遺伝子分析情報といったビッグデータと医薬のAI技術の進歩により、転用先の予測ができるようになってきたためだ。すでに医薬品として安全性が確立されたものを転用するため開発のコストの抑制や時間の短縮が期待できる。(2019年10月20日 日本経済新聞朝刊)
がん免疫薬効果 予測精度高く
 体に備わる免疫の仕組みを利用するがん免疫薬について、効果を事前に予測する技術が実用化に近づいている。東京慈恵会医科大学などは99%の制度で識別できる技術を開発した。川崎医科大学や名古屋大学などはそれぞれ2~3種類のがん免疫投薬の効果を予測する目印を見つけた。無駄な投与が減れば、副作用だけでなく医療費の抑制にもつながる。(2019年10月7日 日本経済新聞朝刊)
「キリン、健康シフト手探り」飲食品と薬、中間領域狙う
 キリンホールディングス(HD)が将来を見据えた成長事業と定めるのが健康分野だ。グループ再編で完全子会社にした協和発酵バイオを中核に遺伝子分析を活用し、個人の体質や生活習慣に応じた食品や飲料、サービスを提供する構想を描く。ただ健康食品は競合がひしめく。健康分野の強化に勝算はあるのか。(2019年8月15日 日本経済新聞朝刊)
「再生医療 普及へ新法人」患者に安定供給担う
 京都大学の山中伸弥教授らは再生医療の切り札とされるiPS細胞の製造や供給を担う新法人を今夏にも設立する。iPS細胞を使う再生医療では、治療が難しかった目の難病や脳の病気を治す臨床研究が始まっている。脊髄損傷などの治療も計画されており、iPS細胞を着実に治療現場へ届ける仕組みが必要だと判断した。再生医療が研究段階から普及期をめざす新たな局面に入る。(2019年8月4日 日本経済新聞朝刊)
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