ビジネスニュース

744自治体「消滅可能性」人口戦略会議
民間有識者でつくる「人口戦略会議」は24日、全国の市区町村のうち4割超にあたる744自治体が「消滅する可能性がある」との報告書を発表した。20~39歳の女性人口が2050年にかけて減り、人口減に歯止めがかからないと指摘した。(2024年4月25日 日本経済新聞朝刊)
「いなげや系ドラッグ店を買収」
ウエルシアホールディングス(HD)は、いなげや子会社でドラッグストア事業を手掛けるウェルパークを完全子会社にすると発表した。9月2日付けでイオンといなげやからウェルパークの全株式を取得する。取得額は約84億円。ウエルシアHDはウェルパークの子会社化で首都圏の店舗網を拡大する。(2024年4月24日 日経流通新聞MJ)
「医療逼迫に緊急事態宣言」政府、感染症対策で改定案
政府は24日、感染症危機への対応をまとめた新型インフルエンザ等対策政府行動計画の改定案を有識者会議に提示した。医療逼迫時には適時適切に緊急事態宣言やまん延防止等重点措置といった強い対策をとると記した。新型コロナウイルス禍の教訓を踏まえ、およそ10年ぶりに計画を改定する。(2024年4月25日 日本経済新聞朝刊)
「後発薬、業界再編促す」M&A事前調整
厚生労働省の有識者会議がまとめる後発薬(ジェネリック医薬品)の安定供給に向けた提言案がわかった。業界全体の効率的な生産体制が必要だと指摘し、企業のM&A(合併・買収)を促す。厚労省が後発薬メーカーと事前協議する体制を整える。(2024年4月24日 日本経済新聞朝刊)
「大企業健保、赤字6500億円」組合9割、支出超過
大企業の従業員らが入る健康保険組合の財政悪化が鮮明になってきた。健康保険組合連合会(健保連)によると全国約1400組合の2024年度予算ベースの経常収支は合計で6578億円の赤字を見込む。高齢者医療への拠出金増加が響く。少子化対策財源への拠出も加わり、現役世代に負担が偏る構造の改革が急務だ。(2024年4月23日 日本経済新聞朝刊)
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